妊娠中から気をつけるべき【子どもの肥満の原因】とは
こんなあなたにおススメの知識
・子どもの将来が心配な人
・子どものためにどこに住めばいいか悩んでる人
・より良い人生を歩みたい人
子どもを肥満にしたくないなら
今回は子どもの肥満についての話です。
子どもの肥満いわゆる小児肥満は、生命を脅かす様々なリスクにつながってしまいます。例えば、
・2型糖尿病
・癌
・心臓病
・メンタルヘルスの問題
などなど、かなりのデメリットがあると言えます。お腹を痛めて産んだ我が子をこんな苦しみに合わせたくないですよね?
ですから、どのような要素が小児肥満につながるのか?を知っておくことは重要なんです。
小児肥満を予測する要素は何か?ということを説明していきますね。
子どもの肥満を予測するのはあれ
まずは小児肥満の最も大きな原因ですが、「喫煙」です。
バルセロナグローバルヘルスインスティチュートとUSCの2020年の研究では、1,301人の子どもを対象に調査を行いました。
調査では、両親の喫煙や居住環境など173の要素と小児肥満の関連性について分析したんですね。
その結果、小児肥満を予測する要素が判明しました。
1.出生前の母親の喫煙
2.出生後の両親の喫煙
3.出生後の大気汚染のレベル
4.人口密集地への居住
5.近隣に運動したり、体を動かして遊ぶ施設が多いかどうか
タバコが最も強力な要素で、他の要素も強い関連性が確認されたそうです。
お子さんのことを考えるならタバコは今すぐ辞めるべきですよね。
子どもを肥満にしない対策
子どもを肥満にしないための対策について考えていきましょう。
最初に話した通り、小児肥満には大きなデメリットが存在します。
ですから、これらの対策に取り組んでいただいて、お子さんの健康を守って欲しいですね。
対策①タバコを辞める
まずはタバコを辞める方法です。タバコをやめられない人の誤解は、
・ニコチン中毒だから仕方ない
・タバコを吸わないと集中できない
というものだと思います。これらは実は思い込みで、そう思わされているだけなんですね。
この誤解を解いて禁煙に成功するのに役立つ本として「メンタリズム禁煙法」を紹介します。
心理学的手法と、医学的根拠に基づいた禁煙法が解説されていますので、文字通りこれでやめられないなら諦めるしかないですね。
対策②引っ越す
2番目の問題は引越しですよね。次の3つのポイントを基準に、引越し先を決めると良いと思います。
どれも不動産屋さんに相談すれば、調べてくれるはずですよ。
・大気汚染
・人口密度
・運動施設の多さ
これらの要素を加味して、どこに住むのか?を判断していただければ、お子さんが肥満になる可能性も抑えることができますよ。
子どもの将来を考えるなら
今回は、子どもの肥満を予測する要素についての話しでした。まとめると、
ポイント
1.喫煙
2.大気汚染
3.人口密度
4.運動施設
この4つがポイントでしたね。
禁煙と引越しなどの対策によって、お子さんが健康な人生を送れるようにしてあげてください。
さらに、お子さんの将来の健康に重要な役割を果たす能力が「セルフコントロール能力」です。
セルフコントロール能力は、誘惑に負けずに物事に取り組む能力のことで、この能力が高い子どもは、健康で成功する可能性が高いことがわかっています。
」の記事でセルフコントロール能力を高める方法を解説していますので、お子さんに成功して欲しいと思う方はぜひチェックしてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。それではまた。
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リンク
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参考文献
Martine Vrijheid et al.(2020)Early-Life Environmental Exposures and Childhood Obesity: An Exposome-Wide Approach
Martine Vrijheid et al.(2020)Early-Life Environmental Exposures and Childhood Obesity: An Exposome-Wide Approach