【書評】2020年に読んで良かった本ベスト10!
- 2020年に読んで良かった本を10冊紹介!
- 10位:ディズニーCEOが実践する10の原則
- 9位:ULTRA LEARNING 超・自習法
- 8位:コミュ力なんていらない
- 7位:マンガでわかる認知行動療法
- 6位:世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方
- 5位:Joy at Work 片づけでときめく働き方を手に入れる
- 4位:最高の脳で働く方法
- 3位:シリコンバレー式超ライフハック
- 2位:ストイック・チャレンジ
- 1位:独学大全
- 2020年に読んで良かった本まとめ
2020年に読んで良かった本を10冊紹介!
今回は、2020年に読んで良かった本ベスト10を発表したいと思います。
なんだかんだで、今年は1000冊弱ぐらい読んだ気がします。ちゃんと読んだのは500冊ぐらいで、読書メモが残ってる本は300冊ぐらいでしょうか?
その中でも「特に有益だと感じた本や、自分への影響が大きかった本」を10冊選びましたので、本選びの参考にしていただければいいかなと。
ランキング形式で、10位から順番に発表していきますので、最後までお付き合いください。
10位:ディズニーCEOが実践する10の原則
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ディズニー社のCEOを務めたロバート・アイガー氏がどうやって上り詰めたのか?を学べるのが、ディズニーCEOが実践する10の原則。
映画やテレビ、Appleとの駆け引きなど、メディアが激動する時代に結果を残した彼の、経営哲学は誠実そのもの。
最後には「誠実であること」が求められるんだなあと納得してしまいました。この辺はアダム・グラントの『GIVE&TAKE」に通じるものがありますね。
もちろん、誠実なだけでは結果は残せないので、企業やチームのリーダーとして活躍したい方は、必読の一冊ですね。
地味にビル・ゲイツもオススメするぐらい、アイガー氏のエピソードがユニークなのもポイント高かったです笑。
9位:ULTRA LEARNING 超・自習法
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独学でMITのオンラインコースを勝手に学んで、素早く知識をものにしたという経歴が話題を呼び、全米で人気のブロガーとなったスコット・ヤング氏が、自習によって的確に知識を身に着けるテクニックを解説した一冊。
効率的に学習する術が学べるという点で評価は高かったです。なかには実践が難しい物も多いですが笑。
例えば、「英語を学びたいなら、日本語禁止でイギリスで3ヶ月生活すればOK!」みたいな。
ちゃんとエビデンスもあるし、理由も納得ですが、やっぱり厳しいよなと。
僕自身は読書や学習において、効率的に知識を定着させるテクニックを学べたので、満足しています。
メンタリストDaiGo氏の超効率勉強法と比較すると、自習に特化してより深く知識を学べる、という点で優れていると思いますね。
短時間で効率的に学ぶ方法を知りたい方は、読んでみてください。
8位:コミュ力なんていらない
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「コミュ力なんていらない 人間関係がラクになる空気を読まない仕事術」は、コミュ障すぎて、社員全員リモートワークという会社の代表である石倉秀明氏が、コミュ力なんかなくてもどうにでもなる!という方法を解説した一冊。
著者のバリバリのコミュ障エピソードに共感しまくりでした笑。そのうえで、「こんなアプローチもあるのか」と気づきを得られた点が超有益。
個人的には「コミュ障なら徹底的に準備すべし」という部分が役に立ちました。予め何を話すか?どう対応するかを決めて、機械的にコミュニケーションをとれば、「何を話そうか」と悩まなくなるんですね。
Twitterのリプや仕事のLINE対応で大いに役立ってます。著者もコメンテーターとして、番組でコメントするときは、事前に何パターンもシミュレーションしているそう。
コミュ障でも結果を出すことができる自信がついて、気持ちが楽になるので、一度読んでみてください。
7位:マンガでわかる認知行動療法
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「マンガでわかる認知行動療法」は、うつ病や不安の改善に効果がある「認知行動療法」を入門者向けにわかりやすく解説した本です。
自身で実践してもいいですし、パトーナーのメンタル改善のために活用することもできます。
僕もメンタルが落ち込んだときは、認知行動療法のテクニックを実践して、落ち込みすぎないように気をつけてます。僕みたいに内向的な人は、こうやって意識的に介入することが大切。
ほっておいてもメンタルは改善しないですからね。
この本はマンガ形式のストーリーと、具体的なテクニックの解説のバランスが程よいので、初心者の方が最初に読む本として最適だと思ったので、この順位にしました。
認知行動療法はうつや不安の改善効果が、かなり高いことが研究でわかってるので、知っておくと便利ですよ。
6位:世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方
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「世界一やさしい『やりたいこと』の見つけ方 人生のモヤモヤから解放される自己理解メソッド」は、自己理解をテーマに本当に自分がやりたいことを見つけられる一冊。
好きなことを仕事にするだけではうまくいかない理由が、ズバッと解説されていて、僕自身の考え方と非常に近かったのを覚えています。
この本と出会ってからは、「やりたいことがわからない」とか「やりたいことがない」って人にはこの本をオススメするようにしてますね。
シンプルに自分に対する理解が、不足しているだけって人が本当に多いんですよね笑。
あなたの人生の答えを見つけたいって方は、この本を読んで自己理解を深めてくださいませ。あと、就活にもめっちゃ役立つはず。
5位:Joy at Work 片づけでときめく働き方を手に入れる
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「Joy at Work 片づけでときめく働き方を手に入れる」は”こんまりメソッドでおなじみの近藤麻里恵氏と、経営学の教授のスコット・ソネンシェイン氏がタッグを組んで、「仕事も家も人生も片付ける方法」を解説した一冊。
「ときめく働き方を手に入れる」をテーマに人間関係や、職場・チームなど、かたっぱしからこんまりメソッドで片付けていくのが痛快。
「こんまりメソッド万能すぎじゃね?」と思いましたとさ笑。実際、僕自身こんまりメソッドを実践し始めたら、取捨選択の決断が異常に早くなりました。
近藤麻里恵氏は、海外では超有名な片付けの第一人者なんですよね。それだけこんまりメソッドが優れてるって話なんですけど。
すっきりした人生を手に入れたい、ときめくように生きていきたい人は、本書を読んでこんまりメソッドを身につけてください。
4位:最高の脳で働く方法
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「最高の脳で働く方法 Your Brain at Work」は一見地味な、脳科学系の本かと思いきや、「仕事がうまくいかない理由は、脳の性質に合わせて働いていないから」という事実をストーリー形式でわかりやすく理解できる本です。
メールチェックの方法ひとつで、脳のパフォーマンスは低下し、トラブルにつながったり、平和に進むはずだった会議がギズギズした理由を、脳の仕組みとともに学ぶことができます。
こういった知識があると、「今自分のの脳はこういう状態だな」と自己認識できますし、他人の脳で何が起こっているかも理解できるので、対策は簡単になるし、イライラも減るんですよね。
毎日仕事に追われてストレスがハンパないって方は、この本を読んで脳に合わせた働き方にシフトしてみてはいかがでしょう?
3位:シリコンバレー式超ライフハック
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シリコンバレー式超ライフハックは、健康オタクすぎて、自分の体で実験しちゃうでおなじみのデイブ・アスプリー氏が、各分野の専門家へのインタビューも行って、より良い人生を歩むための42のライフハックを解説した本。
これまでの彼の本の集大成的な内容になっていまして、より賢く、健康に、そして幸福になるために実践すべきポイントがまとめられています。
鈴木裕氏の最高の体調の海外版と、思ってもらえるとイメージしやすいかと。
エビデンスもちゃんと担保されている物も多いので、とりあえず幸せになりたいなら、この本を読んでおくのがオススメかと。読みやすさもそれなりですが、著者が多少ぶっ飛んでいる点が気になるかも笑。
2位:ストイック・チャレンジ
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「ストイック・チャレンジ: 逆境を『最高の喜び』に変える心の技法」 は、ストイックに生きる方法を解説した一冊。
ではなく、「ストア派哲学」について解説した、入門的哲学書。哲学書と聞くと難しく聞こえるかもしれませんが、ストア派の哲学者の考え方を参考に、逆境に負けない考え方を身に着ける方法を学べる本です。
ストア派の哲学者は「心の平静を保つ」ことを目的としていて、逆境に対しても心の平静を保つようにマインドを切り替える方法の一つが「ストイック・チャレンジ」なんですね。
著者自身が経験した、逆境やイライラ体験をどのようにして乗り越えたか?のエピソードも豊富で、普通に楽しめる内容にもなっていますので、あまり難しく考えずに読んでいただきたいです。
今年読んだメンタル系の本の中では、最も有益で役に立ったので、2位にさせていただきました。感情のコントロールが効かなくて、失敗することが多い私のような方は、ぜひ読んでみることをオススメします。
1位:独学大全
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『独学大全――絶対に「学ぶこと」をあきらめたくない人のための55の技法』は、どんだけ知識あるんですか?と問いただしたくなる、読書猿氏が「独学の全技法」について解説した一冊。
- 「タウンページかな?」と思うほどの厚さに圧倒されて、購入をためらうかもしれませんが、「これから学んでいくぞ!」という初学者から、専門機関で学ぶ人までを対象にした懐の深い本。
読書猿氏の知識の幅と深さが、この本の有益性を担保しているなによりの証拠。読めばわかる笑。
独学者が身に着けるマインドから、読書の技法まで解説されているので、常に手元において、独学に悩んだときには読み返す「事典的使用法」がオススメ。
1位の理由は、シンプルに今年一番の衝撃を受けた本だから。高校や大学の教科書にしてしまえばいい、というレベルでオススメですので、学ぶ意欲がある方はぜひ手にとってみてください。
の記事で要約しつつ解説したので、購入を迷っている方は参考にしてね。
2020年に読んで良かった本まとめ
今回は、2020年に読んで素晴らしかったな、と感じた本を10冊紹介させていただきました。
年末年始の本選びの参考にしていただければ幸いです。最後にリストをまとめておきますね。
- 独学大全――絶対に「学ぶこと」をあきらめたくない人のための55の技法
- ストイック・チャレンジ 逆境を「最高の喜び」に変える心の技法
- シリコンバレー式超ライフハック
- 最高の脳で働く方法 Your Brain at Work
- Joy at Work 片づけでときめく働き方を手に入れる
- 世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 人生のモヤモヤから解放される自己理解メソッド
- マンガでわかる認知行動療法
- コミュ力なんていらない 人間関係がラクになる空気を読まない仕事術
- ULTRA LEARNING 超・自習法 どんなスキルでも最速で習得できる9つのメソッド
- ディズニーCEOが実践する10の原則
2021年はどんな本と出会えるのか?
今から楽しみですね!読書最高!